フィールド・ワーク・オン・アルカトラズ

1995-1996

サンフランシスコの沖合にある、元連邦刑務所として知られるアルカトラズ島を訪問し、そこに収監された日系アメリカ人の話を元にしたインスタレーションを行ったプロジェクト。

Project Background

1995年5月 元連邦刑務所として名高いアルカトラズ島をはじめて訪れた。 以前、この刑務所に日系人二世が収容されていたこと、また、1969年のネイティヴアメリカンによる占拠などの事件があったことを知り、興味をもっていたからだ。 その日系人二世 (川北友彌) は第二次世界大戦中の行為により、 国家反逆罪という刑により、死刑を宣告されていた。 反逆罪は米国家に対する大罪である。 この川北事件は1947年という終戦直後の米国ことに反日感情の激しかったカリフォルニアという環境で起こったものである。 当地の日系人社会もこの事件に関しては終始沈黙しているようである。 J.F. ケネディのあの有名なスピーチが思い起こされる。
“Ask not what your country can do for you; ask what you can do for your country. Ask not what America will do for you, but what together we can do for the freedom of man.”
皮肉にも彼はケネディにより、1963年恩赦となった。この大統領特赦はケネディの暗殺直前、最後の公務の一つだった。
(Yukinori Yanagi Field Work on Arcatlaz / 1996, Capp Street Project発行より)

Venue